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2年算数…「長さ」

2年生は今週から、「長さ」の単元の学習に入っています。

この単元では、長さの単位「㎝、㎜」について知り、測定の意味を理解し、長さを測定する力を身につけるとともに、長さを比べたり測定したりすることに進んで関わり、生活や学習に活用しようとする態度を養っていきます。

昨日はまず、前時の「同じ長さになるのかな?」の学習活動を振り返った上で、長さの単位「センチメートル(㎝)」を知るという授業。これまでも様々な場面(服や靴のサイズや身長など)で見たり聞いたりしてきた単位を改めて学習し、1㎝という単位となる長さを認識しました。「『センチメートル』って聞いたことある!」と反応したり、教科書の「1㎝」と自分の指を合わせて、「だいたい人差し指と同じ長さだ!」「あーちょっと足りなかった…」とつぶやいたりしていました。

授業の後半は、実際に目盛りテープを用いて長さを測る活動。教科書の巻末にある「目盛りテープ」を切り取り、身の回りのものの長さを測りました。子どもたちは、測定するものの特徴(形や立体感)に着目し、端を揃えることを意識して数値化するしかたを考えていました。長さがわかることの楽しさを存分に味わいながら活動している2年生でした。

最後は逆に、まずは10㎝の長さを知り、10㎝のものが教室にあるかを探しました。「ぼくの鉛筆、10㎝だ!」「私のは、ちょっと短かった…」「電気のスイッチの縦も10㎝だ!」「鍵盤ハーモニカの名前を書くところはどうだろう…」と、自主的にとてもいきいきと活動していました。活発に学習に取り組む子どもたちを見ているだけで嬉しくなります。

2年生はこの単元で「㎜」についても知り、ものさしの使い方も身につけていきます。長さの概念が、子どもたちの頭の中でムクムクと広がり深まっています。