学社融合教室(教育委員会と学校との連携)として、日本トップレベルの講師を招聘していただき、「走り方の基本」を学ぶ『走り方教室』が、金曜日にありました。
北翔大学陸上部監督で、元日本代表リレー選手、女子100メートル歴代10位の記録をもたれている北風沙織さんと、同じく北翔大学陸上競技部の学生さん2名を講師としてお招きしての、貴重な『走り方教室』でした。
講師の先生方の紹介の後、体操とウォーミングアップでしっかり体をほぐしました。
その後は、学年毎に3つのグループに分かれてローテーションしながら、「走り方の基本」・「動きづくり」・「スタートダッシュ」の三つのポイントについて、リズム走に取り組んだり、コーンやマークを活用しながら練習したりと、たくさんのことを教わりました。
昨年・一昨年は、あいにくの雨天だったのでスポーツセンター内での教室でしたが、今年はほとんど風のない絶好の陸上競技日和の中、グラウンドを大きく使って、思いっきり走り方の練習に励むことができました。
講師の先生方が、「鉄板の上を『じゅうじゅう』ではなく、『あちちちち・・・』と軽く小刻みに走るんだよ」というように、子どもたちがよくわかる具体的な声かけをしてくださるので、みんなどんどんいい走りになっていきました。
終わった後の質問オーナーでは、「普段、どんな練習をしていますか?」「食べ物で気をつけていることはありますか?」と、アスリートの方々の日常の生活にも興味津々といった様子でした。
感想発表では感謝の気持ちとともに、「いろいろな走り方をして楽しかったです」「速く走れるようになった気がします」「今日教えてもらったことを運動会に活かします」という思いが伝えられました。講師の先生方は、とても喜んで下さっていました。
記念撮影後には、個人的にお礼を言いにいったり、質問をしたり、「ぜひ運動会に来てください!」とお誘いしたりといった交流が見られ、とてもいい時間を過ごした子どもたち。『走り方教室』を通して、改めてスポーツの楽しさを体感することができたとともに、講師の方々との心の交流も図れた貴重な体験となりました。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました!