News & Diary

初めての試み・・・冬季避難訓練

昨日の2時間目、新冠小学校で初めて冬季の避難訓練を実施しました。

これは、昨年1月1日の能登半島沖地震を教訓に、冬季の地震時、自分たちの生命と身体の安全を守るために必要な知識や態度の育成を図ることと、冬季だからこその避難の仕方や避難経路などを確認することを目的として行いました。

例年取り組んでいる暖かい季節の訓練では、まずは着の身着のままで素早く避難することを第一に行動しますが、厳冬期における避難では、さらに避難した先での低体温症などの心配も出てくるので、防寒着(上着・帽子・手袋)を着用してから避難することの大切さを事前に子どもたちに伝えました。

1~6年生までの全員が防寒着を身に着け、靴も冬靴に履き替えて、どのぐらいの時間がかかるのかを知ることも、今回の避難訓練の目的でした。

訓練の結果・・・避難開始からグラウンドへの一次避難、そして津波を想定した2階への二次避難を含めて、かかった時間は11分余り。専門家による調査の結果、新冠町の地形で大地震が発生した場合に予想される津波の到達時間は20分と言われています。初めての訓練でしたが、各学級での事前学習を活かし、子どもたちが集中して訓練に取り組んだ成果が結果に結びついた所要時間と言えます。

子どもたちはもちろん、教職員でも今回の冬季避難訓練をしっかり振り返り、実際に冬季に災害が起こった場合の避難の在り方を検証し、生命を守るための準備と心構えを全教職員で再確認しています。

子どもたちの真剣な姿がたくさん見られた、貴重な冬季避難訓練となりました。

 

6年理科・・・水溶液の性質とはたらき

三学期、6年生は理科で小学校最後の実験を通して考察する単元『水溶液の性質とはたらき』の学習に取り組んでいます。

この単元では、水に溶けている物に着目して、それらによる水溶液の性質やはたらきの違いを多面的に調べる活動を通して、実験の技能を身につけなから問題を解決していきます。

単元のスタートは、5種類の水溶液の違いを調べる活動から・・・。食塩水・石灰水・アンモニア水・塩酸・炭酸水にはどんな違いがあるか予想し、違いを調べていきました。

まずは水溶液の様子をよく見るところから。そして、手であおぐという方法でにおいを確かめたり、蒸発させて残る物があるかを観察したりして、違いをまとめているところでした。

この実験を通して、水溶液には固体ではなく気体が溶けている物もあるということが理解できました。

今後は、リトマス紙を用いて仲間分けをしたり、金属を変化させる水溶液について調べたりという学習に取り組んでいきます。これぞ化学という実験が続きます。これまでの理科の学習で培ってきた知識や技能、思考する力を存分に発揮し、水溶液の性質とはたらきについて大いに学んでいってもらいたいです。そして実験では、安全第一を心がけます!!

一年の始まり・・・書き初め!

誰もいないのかな?・・・と思うくらいシーンとした図書室で、5年生が書き初めに取り組んでいました。

文字がきれいに書けるようにと集中して取り組んでいたので、いい緊張感が漂う中、5年生のみんなが半紙に向かっていました。

5年生が挑戦していた書き初めは、「世界の国」「初日の出」。とめやはね、はらいに気をつけながら、一画一画丁寧に筆でしたためている姿が印象的でした。

書き初めとは、平安時代から伝わると言われている、新年になって初めて毛筆で書く日本の年中行事です。静かで集中できる環境を整え、お手本をよく見て丁寧に書くことが大切です。

書き初めの由来をしっかりと理解し、書き初めに没頭する5年生・・・とても頼もしく感じました。

へび年になった三学期がスタートしました!

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2025年1月15日 新冠小学校の三学期が始まりました!

冬休みの思い出をいっぱい胸に詰め込んだ全校の子どもたちが体育館に集まり三学期の始業式を行った後に、「農水新冠賞」と「森みつ少年少女文芸賞」の表彰式が行われました。ご来校いただいた2名の教育委員の方々から賞状が手渡されました。

受賞したみなさん、おめでとうございます。これからも一人一人の個性や感性を存分に発揮し、さまざまな作品を創り上げていく姿を楽しみにしています!

 

2時間目からは、各教室で三学期初日の学習に取り組んでいました。低学年は、冬休みの日記を発表し合って思い出を交流していました。スキーをしたり、映画を観たり、温泉に入ったり・・・。冬休みならではの思い出を誇らしげに発表している姿が素敵でした。

高学年は、早速休み明けの漢字のテストに取り組んだり、外国語でペアになって町にある物を英語で紹介し合ったりと、初日から集中して各教科の学習に取り組む姿が見られました。

また、仲間と一緒にゲームを楽しんだり、図書室で冬休みに借りていた本を返したりする姿も見かけました。

進級・進学につながる大切な三学期。三学期は一年で一番短く、あっという間に過ぎてしまいますが、だからこそ一日一日の子どもたちの活躍や成長をしっかりと見守り、支え励ましていきます。

保護者の皆様、地域の皆様、2025年も新冠小学校、そして子どもたちへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

二学期終了…よいお年をお迎えください…

長い二学期が今日で終了しました。

二学期の84日間で子どもたちは様々なことを経験し、よく考えて行動し、粘り強く取り組んできました。友達にやさしくする場面、温かく関わる場面もたくさん見ることができました。子どもたちの大きな成長を実感することができました。

これもひとえに、保護者の皆様の支えや励まし、そしてご協力のおかげです。いつもありがとうございます。

今日は二学期最終日ということで大掃除にも取り組み、二学期の汚れをしっかり落として新学期を迎える準備をしました。全校のみんなできれいにしてくれてありがとう!これで気持ち良く新しい年を迎えられます。

最後は各学級で改めて二学期を振り返り、終業式での校長先生や児童会長のお話を思い出しながら、成長を喜び合うとともに、三学期に向けて、また4月からの進級・進学も意識しながら、今の自分たちの課題や、これからつけていくべき力や人を思いやる気持ちについても考える時間をとりました。成長できる自分の力をバネにして、さらにやさしく、心も体もじょうぶになるように…。三学期も教職員一同、精いっぱい子どもたちに寄り添い、支え、伸びようとする子どもたちを励ましていきます。

三学期も、子どもたちのたくさんの笑顔が見られますように…。どうぞみなさま、よいお年をお迎えください。

今日の給食献立は、クリスマス給食です。献立は、チキンライス、ポテト、もみの木チキン、小袋ケチャップ、ジュリアンスープ、クリスマスデザート、牛乳です。今日が二学期給食最終日です。大掃除で少し疲れた子どもたちも、楽しんで食べていました。
給食室も冬休み中に調理員さんがきれいに清掃・点検し、年明けの三学期に向けて準備を進めていきます。
三学期も、子どもたちに美味しく、安心、安全な給食提供に向け、取り組んでいきます。

赤い羽根共同募金…本日確かにお渡ししました

児童会書記局の声かけで募り、集めていた赤い羽根共同募金。専用の手作り貯金箱がたくさん集まりました。

本日、社会福祉協議会の方々が来校され、児童会書記局が代表して、集まった募金を確かに手渡しました。

人と人、思いと思いをつなぐ架け橋となる活動、「赤い羽根共同募金」。子どもたちから集まった募金は、今後、元気をあげたり、支え合ったりするために、使われます。児童会のみなさん、お疲れ様でした。

 

6年生…冬休みに向けて

6年生は学活の時間に、冬休みに向けての活動を進めていました。冬休みの過ごし方について見通しをもってめあてや計画を立てたり、守るべきルールやマナーについて確認したり…。そして、お待ちかね?!の冬休みの課題の帳合作業が、上の写真です。「うわぁ~いっぱいある!」「頑張って早く終わらせよっと…」「頑張らなきゃ」と、口々につぶやきながら、課題のドリルを束ねていました。

6年生にとっては小学校生活最後の冬休み。そして、中学校進学も見据えた貴重な冬休みでもあります。学校から出された課題をやり遂げることはもちろん、1日学年×10分間という目標時間を意識しながら、自主学習や読書にも取り組みたいところです。冬休みに向けて、各学級で改めて子どもたちと一緒に確認し、有意義な過ごし方ができるよう計画を立てています。

ぜひ6年生はもちろん、他の学年も併せて、ご家庭でも声かけ、励まし、よろしくお願いいたします。

4年体育…『表現運動』に夢中!

4年生は体育で、表現運動に取り組んでいます。

4年生では、空想の世界や、ジャングルや宇宙の探検を想像し、場面をとらえ、グループごとに色々な動きを組み合わせて表現しています。

昨日は、その交流の時間。2つのグループがペアになって、お互いに創作したお話を全身で表現し、発表していました。ジャングルで迷ったり、かっぱと出会ったり…子どもたちの発想と想像力が存分に発揮されていました。

交流の後には感想を伝え合い、温かい交流ができていました。友達の言葉が何よりもの励み、次につながるパワーになります。体育の表現運動を通して、活発に学び合っている4年生です。

青少年読書感想文全道コンクール…優良賞おめでとう!

昨日の昼休みは、「青少年読書感想文全道コンクール」の表彰式を校長室で行いました。

各校・各地区審査を経て、全道審査に進んだ中から本校の児童2名が『優良賞』に選ばれました。

読書離れが叫ばれる中、嬉しいニュースです。おめでとう!!

 

折しも、冬休みに向けて、図書室では冬休み図書の貸し出しをしています。ぜひ、長い休みの期間、1冊でも2冊でも…素敵な本との出会いを!本を手に取り、読書の時間を楽しむ機会が少しでもあるといいですね。

1年生がドレミ園の年長組のみなさんをご招待…わくわく祭り

昨日の3・4時間目は、1年生による『わくわく祭り』…生活科の「いっしょに あそぼう」の単元で準備を進めてきた『わくわく祭り』本番でした。

『わくわく祭り』では、「新1年生に学校のことを教えたり、自分たちが計画した遊びで一緒に遊んだりして交流を深める中で、自分自身の成長を実感することができる」ことを目指します。

体育館のステージに貼られためあてには、「1年生:ドレミの人に やさしくして、たのしんで もらおう。」「メロン組:けんかしないで  たのしく あそぼう」と示されていました。

時刻になり、ドレミ園からバスに乗って来てくれたメロン組のみなさん。1年生42名で盛大に歓迎しました。

はじめの言葉の後、めあてを確認し、簡単な説明をして、いよいよ『わくわく祭り』スタートです!「つりぼり」「めいろ」「ふくわらい」「まとあて」「ボーリング」の5つの遊びのコーナーを8分ずつ交代で回っていきます。各コーナーを担当する1年生のみんなは、それぞれメロン組のみなさんに伝わるように上手にゲームのルールを説明し、時間いっぱい存分に楽しんでもらっていました。

1年生手作りのかわいいメダルや景品をもらい、大事そうにバッグに入れるメロン組のみなさんの姿が微笑ましかったです。優しく声をかけたり、教えてあげたり、「すごいね!」「上手だね!」と一緒に喜んだりする1年生の姿が頼もしかったです。優しくて、立派なお姉さん・お兄さんでした。

40分の交流の時間はあっという間に過ぎ、めあての反省ではほぼ全員が「めあてを守れました!」と、手を挙げていました。ドレミ園のみなさんからの感想では、「○○が楽しかったです」と、自分たちのコーナーを言ってもらったグループが、ガッツポーズをして喜んでいました。

「またね~」と、名残惜しそうに見送る1年生と、「まだ遊びたかったなぁ」とつぶやきながら帰って行ったメロン組のみなさん。4月からは、2年生と1年生としてたっぷり交流できますね。その日を楽しみに…。新冠小学校への入学を待っています!