2025年07月04日
5年生の家庭科は「クッキング」の学習を終え、「ソーイングはじめの一歩」という題材で、裁縫の学習に取り組んでいます。この単元では、まずは「なぜ針と糸で縫うのか」その目的について考え、これから使っていく裁縫用具を確認しました。
そこからは、とにかく実践!「玉結び」と「玉どめ」、「なみ縫い」について知り、練習を重ねています。昨日は、練習布を用いて、自分の名前の縫い取りに挑戦していました。
「玉結び」と「玉どめ」は、役割と作り方を理解した上で、適切な位置に適切な大きさで作りたいところなのですが、慣れるまではなかなか苦戦します。それでも諦めず、何度もチャレンジし、うまくできたときには、満面の笑顔の5年生でした。こうやって経験を重ねながら、技能を習得していきます。
チャコペンシルを用いてカタカナで書いた自分の名前は、なみ縫いで縫い取り。画と画がくっつく場所は縫う順番を考えながら、夢中になって縫っていました。すばらしい集中力!完成したときの喜びと達成感がたまりません。「できました!」と、張り切って見せてくれる満足感たっぷりの姿が印象的でした。
この後は、「ボタン付け」や「かがり縫い」にも挑戦し、単元の最後には、自分の生活を豊かにするための小物作りにも取り組みます。これからどんどん、手縫いによる目的に応じた縫い方や、用具の安全な取り扱いについて理解を深め、技能を身につけていきます。